File1:スティーブン・スピルバーグのオナニー

こんにちは。ペヤング頭の美容師ことオタクです。

 

やかましいわ。

 

さて、タイトルから既に異様な雰囲気が漂っている本記事ですが。こんな下品なタイトルを見てクリックする人は、余程の頭イカレ野郎か、知能指数0のチンパンジーくらいでしょう。

 

記念すべき1つ目の記事ということで、色々と不慣れな部分が散見されるかと思います。そこはまあ軽く見逃してやってください。

 

今回レビューするのはこちらの映画。

 

「lady player one」

 

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スティーブン・スピルバーグ監督による完全最新作で、本編のおよそ8割りがCGによって構成されている本編。

 

写真を見ていただけると分かると思いますが、真ん中にはVRゴーグルを装着した青年が、ラオウも真っ青になるレベルの見事な右手を突き出しています。

 

 

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本作は近未来を舞台に、仮想空間 通称virtual reality のゲームが世界的に普及。もはや生活という概念そのものが、このゲーム空間にすり替わってしまった時代。自身のアバターを作り、仮想空間で暮らす人々は、現実では出来ない体験に没頭し、自由な暮らしを謳歌しています。

そんなある日、このゲームの製作者であるおっさん、ジェイムズ・ハドレーが死んでしまいます。ですがこのおっさん、死ぬ間際にこう言い放つ。

 

「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやる・・・探せ!!!この世の全てをそこに置いてきた!!!」

 

マジでこんな感じのこと言います。

 

要約すると、このゲームの運営権を手にするアイテムを、仮想空間のどこかに隠してある。それを見つけるためには、3つの試練を乗り越えて、3つの鍵を手に入れよ。

 

みたいな感じでした。

 

ちなみにおっさんはこんな顔。

 

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なんだか生涯童貞こじらせて、もうやけクソでゲーム作ったったwwwwww

 

みたいな顔してます。

 

なんやかんやあって、1つ目の鍵の在処が判明。デスレースに勝利して、鍵を手に入れろみたいな内容でした。そしてここからがこの映画のCGの本気。とにかくレースの迫力が半端ない。しかも途中でキングコングティラノサウルスなども出てくるしもはややりたい放題。鉄球とか降ってくるしいきなり爆発するし橋ぶっ壊れるしでこれはもうトランスポーターのジェイソン・ステイサムくらいの人材じゃないとクリア不可能なのでは…

 

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ちなみに漫画「AKIRA」の金田が乗っていたバイクをヒロインが乗りこなすというハイセンスさ。ちなみにヒロインの名前はアルテミス。ヘルメットを被っているのでこの時はまだ顔は分かりません。

 

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大迫力のレーシングシーンも終わり、ゴール間近になったところ、キングコングがまたも橋をぶっ壊してゴール前に立ちはだかります。完全に詰んでしまったアルテミスとウェイドは、とりあえず再戦することにしてレースを諦めます。

 

そしてヘルメットを脱ぐアルテミス。これは……!!!

 

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ええ…なんか想像と違うんですけど……

 

あまりの想像していた美少女との落差のせいで僕は上映中にも関わらず。

 

「か……可愛くねぇ!」

 

と叫んでしまいました。

 

そんなこんなでなんやかんやあって、ハドレーの生前の記録を映像として保管してあるハドレー博物館みたいなところにヒントがあると踏んだパーシヴァル。そこで記録されていたハドレーのセリフからヒントを見出します。

 

「人間、なにかにどん詰まってしまった時は、思い切り後ろに下がってみるのもいい。そう、アクセル全開でね。ヒヒッ」

 

このセリフを聞いて閃いたパーシヴァルはレースに再戦。スタート同時に思い切りバックします。すると裏ルートが現れ自動運転にシステムが切り替わり、あっという間にゴールに辿り着きました。

 

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パーシヴァルは無事に第一の鍵を手に入れます。今まで誰も完走していなかったレースの最初の完走者になったパーシヴァルは、一躍世界中から注目を浴びることとなります。

 

とまあ序盤のあらすじはこんな感じです。

 

この映画にはスティーブン・スピルバーグの自己満足で入れまくった小ネタがたくさん存在します。その一部を紹介したいと思います。

 

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オーバーウォッチのトレーサーとストリートファイター春麗とかゲーム方面からも出てきてますね。

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他にも

DCコミックから

バットマンワンダーウーマンハーレイ・クイン、スーパーマンミュータントタートルズ

 

映画から

ブレードランナースタートレックスターウォーズ、1941、シャイニング、サタデーナイトフィーバー、ゴジラ等。

 

日本のアニメ、ゲームから

ハローキティピカチュウカウボーイビバップガンダムマリオカートゼルダの伝説トゥームレイダーなど

 

他にもたくさんパロディがありすぎて挙げきれない!

 

もはやオタクのオタクによるオタクのための映画と言わざるを得ません。しかも楽曲もとんでもないことになっており、アメリカ70~90年代の曲ををそのまんま戦闘シーンで流したりと、鳥肌にも程がある。

 

これじゃあただのスティーブン・スピルバーグのオナニーじゃないか!!!!

 

だがそのオナニー、悪くない(ニッコリ)

 

なんやかんやでこの映画は、オタク度が高ければ高いほど、楽しめる映画になっていました。